もくご

吹けたから飲むか、飲むために吹くか

こんばんは、プレリュード店長の藤岡です。
とっても久方ぶりに、もくご(木五)の練習をしました。いったい何年ぶりだろう?
 
木五といえば、中学時代までは「木曜5限」の略だったのですが、ファゴットを始めてから木管五重奏の略称と認識してから早20余年・・・でも、何故か木管五重奏を演奏する機会が少なかったのが不思議です。
 
通常の木管五重奏は、フルートオーボエクラリネットホルンファゴット各1用に作曲された楽曲を演奏します。それぞれ音色や特性が異なる楽器によるアンサンブルなので、あわせる難易度が高いのですが、色彩豊かなので人気があります。 その一方で、演奏人口の多いフルートクラリネットに比べ、オーボエファゴットは演奏人口が少なく、各楽器の奏者が偏在しているので、それぞれの楽器を各1名ずつバランス良く集めて一卓組む(?)のが難しいともいわれています。
でも逆に、人手不足のファゴット吹きたる店長は、むしろ引っ張りだこになってもおかしくないのですが、滅多に木五メンツへのお誘いがありません。アンサンブルと言えば、マブ達とタマ〜に2重奏・3重奏をやるくらいでした・・・お友達が少ないのが原因でしょうか。
 
そんな店長が木五にお誘い戴いたので、うれしさ半分、おっかなびっくり半分で参加してきました。
なるほど、実際に練習を開始してみると、最低音部を受け持つファゴットは、やっぱり責任重大。リズム感も音感も、みなさんに与える影響は極めて大なること限りなし 〜 いい加減に吹くと演奏全体を破壊しかねません。とはいえ正確に演奏するには個人的な基礎能力が欠如・・・どうりでお声が掛からなかったハズ・・・不思議でも何でもありませんでしたね(涙)
 
そんな店長でも仲間に入れてくださった優しいみなさんに感謝しつつ、多少のミスがあっても楽しんで吹いています。
来年にはもうちょっと上手になっている見込み(?)なので、今日の処は笑って許してくださいね。
 
人生の続いているうちに、少しでも上手になりたいと思う一方で、楽しんで演奏したいとも思っている店長でした。